レカンフラワーでプロポーズの花束、結婚式のウェディングブーケ、お祝い、プレゼントなど大切な時間のお花に枯れない魔法をかけます。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

芍薬の高貴で豪華でエレガントさは、昔から美人の代名詞として使われます。

芍薬は、ボタン科の多年草です。同属の牡丹とよく似ていますが、牡丹は樹木で冬越しするのに対し、芍薬は冬になると地上部分が枯れる草本です。

英語ではどちらも「Peony」で、区別がありません。品種改良されて様々な種類が存在しますが、『和シャクヤク』と言われる一重咲きや扇咲きなど比較的シンプルなものと、ヨーロッパで育成された『洋シャクヤク』と呼ばれる品種の手まり咲きやバラ咲きなど、弁数の多い香りの強いものがあります。

最近は和洋の交配による新しい品種も育成され、また、牡丹との交配種も作られています。

芍薬の花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「清浄」「威厳」

夜になると、花を閉じてしまう芍薬は、恥じらいがあり、はにかむ可愛らしさを持ち合わせて、まさに男性好みの女性のタイプなんでしょうね。そんな花にピッタリな花言葉です。『君は芍薬の様だね』なんで言われてみたいものです。

芍薬のドライフラワー作成方法

芍薬はドライフラワー（レカンフラワー）にするのにとても向いている花です。
ジュエルサンドに埋めるだけで出来上がります。常温で出来ますから、とっても簡単です。失敗もありません。
ただ、咲き始めると早いので、蕾が開きかけたらはやめに乾燥加工するといいです。また芍薬は大きいので、容器のサイズも合わせて大きめのものをご用意ください。

芍薬のウェディングブーケを残す方法｜永久保存加工

芍薬だけのとってもエレガントなブーケの永久保存加工のご依頼がありました。

上品でとっても可愛らしいブーケです。早速、乾燥作業に入り、乾燥花を作りましたが、生花と違いが分からないほど、そのまま綺麗に乾燥花になります。大きさも色も変わりがありません。
そのお花を、ブーケの形を再現するのに適している円柱ガラスの「ケーキコラム」で制作いたしました。リボンも使用したので、作品全体がキュッと引き締まった感があります。芍薬だけのブーケというのもいいですね。結婚式の思い出のお花を残すの手伝いが出来たこと、心から嬉しいです。 

エレガントな紫の芍薬とバラのクラッチブーケを保存加工

結婚式のブーケでお客様からお預かりしたブーケです。

紫の芍薬をメイン花材に、スプレー薔薇が2種類とミントの葉、シロタエギクの入ったラウンドブーケ型のクラッチブーケでした。
薔薇とミントの葉がとてもいい香りでしたよ。

妊婦様でしたので、お宅までお預かりに伺いました。結婚式翌日のお預かりだったので、鮮度が良くてとても綺麗にレカンフラワーに仕上がりました。出来がりはこちらです。
お子さんが生まれるまでにお手元にお届けできました。そのままの色で出来ているととても喜んでいただけました。クラッチブーケを縛ってあった幅広リボンもブーケで印象的でしたので、大きくメインデザインしました。

ブーケで使われていたお花はすべて乾燥させてデザインしています。色も形もそのままですね。芍薬は大きいので敷き詰めるようにデザインしてできるだけお花が残るように沢山入れました。　※こちらのフレームの販売は終了しております。デザイン例として掲載しております。

レカンフラワーコンテスト入賞作品

世界押し花絵芸術祭2009㏌浜松　　

2009年に浜名湖花博で開催された「世界押し花絵芸術祭」に向けて制作した作品で芍薬を花材に選びました。芍薬は大好きな花の一つです。

芍薬はレカンフラワー乾燥するのも簡単です。花の後ろにブローチ台を付けるだけでコサージュにもなります。着慣れた服も芍薬の力でグレードアップします。
コンテストに出す作品は、額に入れて永久に残すにふさわしい花材で制作しようと心がけています。

私は紙を収集するのが好きで、レカンフラワーの台紙にするために、和紙から輸入紙まで幅広く収集しています。サイケデリックな一見派手で使えなさそうな紙も、芍薬とピタッと合いました。

ピンク・ブラウン・白の3色に絞ったモダンなデザインに仕上がりました。

芍薬とレインボーローズのフラワーボックスはお祝いに

花を敷き詰めるフラワーボックスは華やかで可愛い雰囲気が漂います。小ぶりの芍薬ならこのサイズのフレームにも入ります。芍薬、ガーベラ、バラ、ピンポンマム、アネモネなどを高低差をつけてアレンジしました。
お祝いのプレゼントにいかがでしょうか？　※こちらのフレームは販売を終了しました。デザイン例として掲載しています。