資格を活かして教えたい女子必見|体験レッスンで集客&継続につなげる5つの工夫

兵藤ゆかレカンフラワー

体験レッスンは“入口”以上の大切な役割がある

フラワー教室を運営するうえで、「体験レッスン」はとても重要な位置づけになると思います。

でも講師の方々からよく聞くのが、「体験レッスンには集まってくれるのに、そのあと続かない」「資格コースにつながらない」というお悩みです。

実は私自身も以前は同じ悩みを抱えていました。けれども工夫を重ねた結果、体験から次のステップにつながる確率が高まり、今では体験から成約につながる比率が85%になったこともあります。

ここでは、これから講師として活動したい方に向けて、体験レッスンを“その場限り”で終わらせないための5つのポイントをお伝えしてみたいと思います。


ポイント1:体験レッスンの目的を明確にしておく

体験レッスンを開く目的は何でしょうか。

  • 教室の雰囲気を知ってもらう

  • 楽しんでもらう

  • 資格コースや次のレッスンに進んでもらう

  • 販売品を購入してもらう

  • 友人に紹介してもらう

  • LINEやブログの読者になってもらう

  • 教えることに慣れるため

目的は人によっても教室によっても違いますね。

私の場合は「資格コースに進んでもらう」ことを一番のゴールにしています。でももし体験者の希望が違うなら、まず「なぜ来てくださったのか」を聞くようにしています。

そのうえで、相手の目的に沿った提案をすると喜んでいただけることが多いです。例えば「色んな体験をしたい」という方には、イベントレッスンをご案内することもあります。
レカンフラワー体験レッスン愛知名古屋


ポイント2:料金設定に工夫をする

体験だからといって安くしすぎると、たくさん人は来ても講師が疲れてしまうことがあります。準備や労力は通常レッスンと変わらないですから、価格のつけ方には工夫が必要です。

  • 人数に応じて金額を変える

  • マンツーマンとグループで料金を変える

  • 大人数の場合はアシスタント料を設定する

このように、労力に見合う形を考えておくと、自分も納得して体験を提供できると思います。時期によっては「集客重視」で割り切ることもあるかもしれませんが、自分の時間の対価として何を得たいのかを意識するといいかもしれません。


ポイント3:準備に8割の力をかける

体験レッスンは準備がすべてと言っても過言ではないと感じます。

  • 半年前から企画を考えておく

  • 3か月前までにサンプル作品やチラシを用意する

  • SNSや紙媒体で告知する

  • 教材は早めに発注する

万一欠品してしまったり、急に人数が増えてしまうこともあります。余裕を持って準備しておけば、当日は安心して体験者の対応に集中できると思います。

教材の在庫を少し抱えるのはリスクに思えるかもしれませんが、足りないことのほうが信頼を損ねるリスクが大きいので、準備の段階で想定しておくと良さそうです。


ポイント4:空間と雰囲気を整える

レッスンの内容と同じくらい大事なのが「空間の雰囲気」だと思います。

  • 教室の掃除は隅々まで行き届かせておく

  • 香りを取り入れて五感に働きかける

  • 音楽で心地よい空間を演出する

私の教室では2週間かけて10のエリアに分けて掃除をしています。1日20分程度の小さな積み重ねですが、「いつも清潔」「どこを見られても大丈夫」という安心感につながっています。

香りにはオレンジオイルを使うことが多いです。集中力が高まりますし、初めて来られた方も「いい香りですね」と喜んでくださいます。音楽もクラシックやジャズなどを流して、非日常感を演出しています。
兵藤ゆかレカンフラワー


ポイント5:次の提案を自然に伝える

体験レッスンをその場限りにせず、次につなげるためには「提案すること」が欠かせません。

以前の私は勧めることに抵抗を感じていました。けれども、体験して楽しかった方には「またやりたい」と思っていただけることが多いので、提案は大切なお仕事だと考えるようになりました。

  • 体験当日に予約していただいた方には特典をつける

  • 後日フォローできるように連絡先をいただく

  • LINE公式アカウントやブログにつなげる

こうした工夫をすることで、自然に次のステップにつながると思います。


体験レッスンから未来へつなげる

私自身も、体験レッスンは最初「楽しく作ってもらえればいいかな」と思っていた時期がありました。けれども準備や空間づくり、提案の仕方を少しずつ工夫するようにしたら、流れが大きく変わってきました。

サンプル作品を早めに用意してSNSで紹介したり、チラシも余裕を持って作ったり。教材は必ず予備を準備して、「人数が増えたらどうするか」まで想定しておきました。そうすると、当日は安心して生徒さんと向き合えるようになり、自然に余裕のある笑顔で接することができたんです。

教室の空間も整えました。掃除をルール化して清潔感を保ち、オレンジのアロマや音楽で五感に働きかけるようにしたら、生徒さんが入った瞬間に「居心地がいいですね」と笑顔になってくださることが増えました。

さらに大切なのは、体験レッスンの後に「未来の提案」をすることでした。「資格コースではこんなことが学べますよ」「次のステップではもっと作品の幅が広がりますよ」と具体的に伝えると、「そんなことができるなら挑戦してみたいです」と言っていただけるようになったんです。

こうした工夫を重ねていった結果、体験から資格コースやイベントレッスンにつながる方が85%を超えるようになりました。数字だけでなく、「先生に出会えてよかった」という言葉や、生徒さんが嬉しそうに作品を持ち帰る姿を見ることが、今の私の大きな原動力になっています。


まとめ:体験レッスンは未来への第一歩

体験レッスンは「単なるお試し」ではなく、生徒さんとのご縁を広げる大切な入口だと思います。準備を工夫して、空間を整えて、未来の提案をすることで、その時間は必ず次につながるものに変わるはずです。

完璧を目指す必要はありません。あなたらしい工夫を少しずつ積み重ねていけば、「この先生に習いたい」と思っていただける体験レッスンに必ず育っていくのではないでしょうか。


 

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