皆さんこんにちは 花のコンシェルジュの兵藤由花です。
秋といえば紅葉ですよね~紅葉を神社も好きですし、山方面にドライブに行くのも好きです。
名所という場所でなくても、ちょっとひんやりした空気の中で徐々に徐々に色づく山をみるのはとても心が清らかになる気がします。
紅葉が真っ赤になる理由ときれいに残す方法をご紹介
紅葉の一般的な花言葉は「調和」「美しい変化」「大切な思い出」「遠慮」「隠退」「保存」「自制」「謹慎」
緑色、黄色、オレンジ色、赤色と葉の色が変化する様子が、紅葉の花言葉「美しい変化」「調和」などは、美しく紅葉することにちなみます。葉が赤く美しく変化して、周りの緑や黄色の木々と調和して美しい様子からこの花言葉になったとされています。
紅葉の花言葉「美しい変化」
日本の秋の景色を作る、紅葉。その葉一枚一枚が、秋に美しく変化していきます。
この様子から「美しい変化」とう花言葉の意味になりました。
彩楓(アヤカ)や怜楓(レイカ)など、女性の名前の文字にも楓という漢字が使われることがありますが、女性にぴったりの花言葉ですね。
紅葉は、カエデ科カエデ属の総称で、秋に色づく葉が美しい落葉低木です。
北半球の広い範囲に分布していて、世界に数百種、日本には数十種種が自生していると言われています。世界三大広葉樹とされています。江戸時代から園芸品種が作られるようになり、明治時代になると、日本の紅葉は海外に輸出される様になりました。
紅葉の園芸品種の多くは、野生種を改良して作られたもので育てやすく、盆栽にもよく利用されています。
葉が色づく条件
葉は以下の条件になると色づき始めるといわれます。
1.気温が低くなる
紅葉は、一般的に朝の最低気温が8℃前後(※)より低くなる日があってから、しばらくして色づき出します。
※この気温はエリアによって異なります。
2.日が短くなる
昼間の時間が短くなることで色づき始めます。
色の変化は色素によるもの
葉は、緑→黄色→赤色と変化していきますが、これは葉の中に含まれる色素の違いによるものです。
・緑色の色素:葉緑素クロロフィル
・黄色の色素:カロチノイド
・赤色の色素:アントシアニン
【用語解説】
・クロロフィル
葉を緑色にしている色素のこと(葉緑素)。「クロロフィル」は光を吸収し、二酸化炭素+水を、酸素+炭水化物に換えるためのエネルギーを供給しています。
・カロチノイド
葉を黄色にする色素。光からエネルギーを吸収する役割を持ち、そのエネルギーはクロロフィルに運ばれます。
・アントシアニン
葉を赤色にする色素。熟したリンゴやブドウの皮の赤い色の原因となるものです。
カエデとイチョウの色の違い
カエデやサクラなどの葉は赤く染まるのに、イチョウやポプラなどの葉は黄色に染まるのは、実は色づく仕組みが違っています。
赤く染まる葉は、秋が深まり気温が低下・日が短くなると、葉の根元と枝の間に【離層(りそう)】と呼ばれるコルクのような組織が形成されます。すると、光合成で作られた糖が枝などに届かず、日光を浴びて糖とタンパク質が化学反応し、アントシアニンという赤い色素が作られるのです。
対して、黄色くなる葉はカロチノイドとクロロフィルが含まれています。季節が進み気温が下がると、クロロフィルが先に分解され、分解が遅いカロチノイドの色が際立って見えるようになり、黄色く見えるようになるのです。
つまり、たっぷり日を浴びて、葉っぱの中の養分が多い程赤くなるアントシアニン量が増え、鮮やかになると言えます。色づきがイマイチだった時は、ちょっと天気を振り返ってみるのも良いかもしれません。
紅葉はレカンフラワーにできる
葉がおちてからでもできますが、できれば、葉に水分が残っている方が、きれいな色が出ます。
落ちる前に採取できたらやってみてください。
緑や赤が混ざっているのも美しいなと思います。
今年の秋は紅葉狩りに行ってみようと思います。皆様もぜひ日本の美しい景色を楽しみましょう
秋!紅葉が真っ赤になる理由について動画で紹介
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