レカンフラワーとは… プリザーブドフラワー ドライとの違いを解説します【アフターブーケ】

レカンフラワーとは?プリザーブドフラワー ドライとの違いは?

レカンフラワーとドライフラワーとプリザーブドフラワーの違いについて

レカンフラワーとドライフラワーとプリザーブドフラワーの違いについて解説します。
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レカンフラワーという言葉を聞いたことありますか。

まだ知名度が高くないので聞いたことがないなって方もいるかもしれないですが、ドライフラワーとプリザーブドフラワーはわかりますか?

まず、根本的にプリザーブドフラワーは作り方が違うので、まずこちらからご説明をしていきたいと思います。

プリザーブドフラワーとは。。。

プリザーブドとは、[保存された花]という意味があります。

20年ぐらい前にヨーロッパから入ってきて、その時はヨーロッパでは永久にもつ花と言われていました。ヨーロッパは、気候がとても乾燥していますので、置いといてもそのままずっと飾れるんですが、日本ですと、どうしても四季があります。

湿った時期もあって、雨が多い時期もありますので、日本の環境ですと大体3年ぐらい綺麗に飾れます。

 

3年目以降はどうしてもベタベタしてきます。花びらに油がついたり、花びらが取れてしまったり。。。。

綺麗に飾っていただけるのは約3年ぐらいです。

プリザーブドフラワーとの色の違いについて

プリザーブドフラワーの、大きな特徴としては色が吸わせてあるということです。作られるメーカーによって色は様々です。

エクアドルで作られたプリザーブドフラワーはとても色が濃くて情熱的な色をしています。日本のメーカーが作るプリザーブドフラワーのお花は、すごく優しいです。

日本人が好きな桜色だったり、グレーとか、ピンクとか、黄色とか、その色っていうのが、クレヨンの24色とかでは表せないような微妙な中間色がたくさんあるのが、日本のブランドの特徴です。

これは、ヨーロッパの国のプリザーブドフラワーでは表現できない、色なんですよね。

日本で作られるプリザーブドフラワーの特徴

日本人が好む色が多いのが、日本のプリザーブドフラワーの特徴です。色を吸わせてあるので、横から見るとわかりやすいです。

農家さんで育てたバラで、ほんとに鮮度のいいバラを使います。つぼみから少しほころんできて、つぼみの先端がちょっと開いてきたぐらい。この時に摘み取って、茎の下から色を吸わせます。

赤とかピンクとか青とか、自然界にはない色、また自然界にある色でも長く持たせるためにプリザーブド加工します。

茎から吸わせるので、茎の部分、ガクの部分も同じ色に染まってしまうっていうのがプリザーブドフラワーです。

生花とプリザーブドフラワーの見分け方

プリザーブドフラワーは花びらも柔らかいので、生花かどうか見分けるのは、ちょっとコツがいります。

花の上から見るとちょっと見分けがつかないこともありますが、横から見ると、プリザーブドフラワーは、ガクも茎も、花と同じ色で染まってしまっているので、あっ!プリザ!なんだなって見つけることができます。

 

プリザーブドフラワーは、色を吸わせてある状態で、12個入りだったり、36個入り、6個入りとか、4個入りとか、いろんな単位で販売されていますので、そのプリザの色合わせ、どんなものを作るか、どんな色で合わせるのというフラワーアレンジメントを楽しむことが、ブリザーブドフラワーになります。

ドライフラワーの作り方と特徴

レカンフラワーとドライフラワーの違いが1番わかりにくいんですけれども、ドライフラワーっていうのは乾燥したお花ですね。

最近だったら新しいお店でドライフラワーを取り入れた店内のインテリアの装飾がすごく流行っています。

ドライフラワーは乾燥させます。茎をひっくり返して乾燥すると簡単に作れます、一度ややって事あるんではないでしょうか?

本格的に作るならシリカゲルの中に入れて乾燥させます。

外に出して飾りますので、どうしても湿気だったり、また匂いのする花だと虫がつきます。
日本の環境だと3ヶ月~半年ぐらいの間ドライフラワーを楽しんでいただけます。その後は虫が食ってしまう…

下にいっぱい粉が落ちたり、あとはボロボロしてきて、壊れてしまったりすると思います。

ドライフラワーの天敵は、①湿気 ②虫 です。この面がどうしてもクリアできませんので、短い期間、楽しんでいただくというものになります。

レカンフラワーはドライフラワーなの!?

レカンフラワーは、分かりやすく言うと、、実はドライフラワーなんです。

ドライフラワーですが、最新の技術で作っています。乾燥させるところまでは、シリカゲルの入った粉に入れて作りますので、ここまではドライフラワーと似ているんですがこの後の工程が違います。

綺麗にレカンフラワーの作り方

まず、鮮度のいいお花を準備して、それを専用の粉に入れて、レカンフラワーを作ります。レカンフラワーは大体2、3週間あれば、綺麗に作ることができます。

そのレカンフラワーの花についた粉を払ったり、壊れないようにコーティングや傷の部分を切ったり、それをデザインしていきます。
作る作品は、ガラスのドームや
、フレームの商品、アクセサリー、ボトルだったり、そういうものに作っていくんですが、 ドライフラワーとの大きな違いは、どれくらい長く持つかっていうことです。

ドライフラワーとレカンフラワーの違いは保存期間

レカンフラワーとドライフラワーとの大きな違いは、どれくらい長く持つかっていうことです。
見えない部分に乾燥剤や脱酸素材がしっかり入ってます。袋もしっかりと密閉したものを使いますので、色や形が長時間綺麗に保ちます。

私はこの技術を使って花の保存加工専門店をやっております。レカンフラワー開発した

どんなお花でも乾燥できるのがレカンフラワーのメリット

また、ドライフラワーでできないお花もレカンフラワーだと乾燥することができます。難しいお花ですと、ひまわりとか、トルコキキョウ、ガーベラ、あとユリ、ラナンキュラス、そんなお花もレカンフラワーだったら乾燥することができます。

できないお花をあげる方が結構難しいぐらい、レカンフラワーは、すごく綺麗にお花を乾燥させることができます。

初心者でも綺麗なレカンフラワーをつくるにはどうしたらいい?

ドライフラワーを作るには、ホームセンターやamazon、楽天市場とかで、ドライフラワーを作る粉を買ってくれば、作ることができますね。レカンフラワーは、 それでも作れますけれども、難しい種類のお花、胡蝶蘭やりたいなとか、ひまわりやりたいなとか、そういう難しいお花っていうのは、レカンフラワー習いに来ていただければ、簡単に、しかも失敗なく作ることができますので、興味がある方はですね、 レカンフラワー教室にお問い合わせをください。
乾燥させる粉も違いますし、趣味でちょっと楽しむなら、Youtubeなどでの情報で出来ると思いますが、仕事にしたかったり、
完成度高く作りたいなら教室に通うのが一番早道です。

レカンフラワーのメリット

レカンフラワーのメリットは、色が長時間変わらない、そして半永久的に持つということです。

普通にドライフラワーやプリザーブドフラワーではできないような、半永久的に残せるんですよ。ひまわり、胡蝶蘭、ユリ、カーネーション、カラー、ダリアとか、そんなお花もドライ加工、乾燥させることができるんです!

これってレカンフラワーでしかできませんので、ほんとに綺麗にできるので、ぜひ試してほしいと思います。

レカンフラワーでどんな風に活用できるのか!?使い道とは?

レカンフラワーを作ったら、じゃあどうしたらいいのかっていうことでですが、よく額にしないといけないのか!?と質問されます。

そんなこと全然なくって、レカンフラワーを作る技術を知っていれば絶対に得します。

いろんな使われ方ができて、例えばキャンドル作っている方は、ボタニカルキャンドルで、キャンドルのところにドライフラワーのお花を入れたいということで、レカンフラワーを学ばれている方見えます。

市販されているドライフラワーだと、色が汚かったり、あと、どこでも手にいる材料だと他の人も使っていて同じになってしまうので差別化したいという方は、レカンフラワー学ばれて、すごく綺麗なガーベラやひまわり、アストアランチア、ユーカリなどの花を使って、ボタニカルキャンドルを作られています。サシェも作れますね。

あとは、UVレジンで固めてアクセサリーを作ったり、プレート作っている方も見えます。

こちらもやはり綺麗にお花ができてれば、そういう素材に入れてもとても綺麗です。

 

プロポーズでもらったお花を、そのような感じでレカンフラワーにして、そして、UVレジの中に入れて、小物として、販売されている方も見えます。

レカンフラワーは業界最多の特許取得

レカンフラワーの最大の特徴は、47件の特許を取っているということです。

これはレカンフラワー、押し花も共通してるんですけれども、花を乾燥させるっていう技術のところで、私の恩師、杉野先生が業界No.1の特許を取っています。

杉野先生は、業界のパイオニアで、花を乾燥させてるところもそうですが、花を長時間色を変わらなく保つための技術も様々なところで特許を取っております。

他社はその特許公開されたネタを真似するっていう形なので、ここのやっぱり元になっている技術、このレカンフラワーの技術は確かなものがございます。また、日々進化していますので、5年前にレカン習った時はこうだったという方も見えますが、どんどん、どんどん新しくなっています。私も自分の中でもどんどん、どんどん進化しています。

こっちの方がもっと綺麗にできるな・・・とか、こっちで乾燥させたらすごく綺麗に出来上がったとか・・・

可愛く出来上がった・・・というのもあります。そういうこともレッスンの中でお伝えしています。

 

今回は、レカンフラワー、ドライフラワー、プリザーブドフラワーの違いについて解説いたしました。
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