- レカンフラワーの作り方
- くすんだ色, 季節感, 額
Contents
レカンフラワー作品を作るときの手順
①テーマを考える。
②テーマに合ったフレーム(額)を決める。
③テーマに合わせた花選び。メインになる花を決める。
④それに合わせた背景や素材を集める。
⑤メインになる花と同程度のランクの添え花や葉を選んでいく。メインの花を引き立たせるような色や種類のものを選ぶとデザインがまとまりやすい。
メインの花選びとフレームの関係
メインに入れる花は、マスフラワーと言います。
かたまり的な花で、花の形が大きく、丸いものです。薔薇やキク、カーネーション、紫陽花、芍薬、ひまわりなどが挙げられます。その中でも綺麗で傷のないものをメインに配置しましょう。
豪華で大きなフレーム(額)には、それ相当の豪華で華やかな花を選びます。
庭の花など、可憐で可愛らしい作品を作りたいなら、同程度のレベルの花でまとめて、フレームもナチュラルな色で、奥行の浅いシート密封などのフレーム(額)が適しています。
花とフレーム(額)、中マット、背景のすべてテーマが統一されてることが、いい作品の条件です。
花選びをするのが自信がない場合は、センスのいいお花屋さんで2000円や3000円で花束やアレンジメントを作ってもらい、それを乾燥させるといいです。花束にはマスフラワーや小花などのフィラフラワーや葉物のラインフラワー等が必ず入っています。
色やテーマも合わせて作ってくれるのでおススメです。やったことない花を乾燥させる経験もできます。スーパーで500円くらいで売られてるミニ花束も花選びの参考になりますよ。
思い通りの色にならなかった時の対処法
生花をレカンフラワーにしても、思い通りの色にならない場合もあります。色々な原因がありますが、鮮度が良くない場合は色が悪くなります。
生花が持つ水分をジュエルサンドで吸って、水分を抜くので、生花で見ている状態より色が濃くなります。
その中で、もともと持っていた色が出ることがあります。
上手くいかなかったといっても、出来上がりのお花が綺麗なら使えます。まずはいろいろなお花をレカンフラワーにしてみてください。思い通りに出来なくても実験だと思って、気にせずどんどん植物を乾燥してみましょう。
くすんだ色の花を使いたい
一見きれいではない、くすんだ色を使いたいことありますよね。
その場合は、背景に持ってくる色や合わせる花材をよく考えましょう。シャビーシックな色で世界観を合わせるか、くすんだ花を綺麗に見せる反対色を背景に持ってくると引き立ててくれますよ。
例えば赤身のお肉の下には緑色のハランが敷いてあったり、お肉を綺麗に見せる工夫がされています。お花も同じようにきれいに見えるように工夫しましょう。
レカンフラワーは長く枯れない花だから熟孝する
レカンフラワーで作品にするということは、永久に残る作品を作るということです。
生花の生け花やフラワーアレンジメントのレッスンなら、1週間ほどで枯れてしまうのでそれまでですが、レカンフラワー作品は3年、5年、10年以上保ちます。だからこそ、花選びにも時間をかけて気に入った花を使用して欲しいと思います。
額の値段も決して安くありません。花はほどんど乾燥させてレカンフラワーに出来ますが、それは額に入れる価値のある花なの!?残す価値があるのか?
生花は愛でて十分な場合もあります。綺麗にできてないけど使いたい。とか野菜のくずを使いたい。とかは、貴方のテクニックが追いついてきてからにしましょう。
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