ガーベラの作品集

庭で育てた花やお祝いでもらったお花。残せたらいいな~という思いは遠い昔からあったようです。モナコ女王グレースケリーは押し花愛好者でした。作品は今でも残っています。押し花やドライフラワー、ボトルフラワー、プリザーブドフラワーなど様々な方法が考えられました。レカンフラワーというのは2006年に誕生したフラワーアートです。

ガーベラはレカンフラワーにできるのか?

レカンフラワーは花は宝石に見立てて「花の宝石箱」と言います。レカンフラワーはドライフラワーの最新技術です、ガーベラもレカンフラワーにすることが出来ますよ。
レカンフラワーになっても生花のガーベラと大きさは変わらず、色もきれいなままです。こちらの作品は、まさにそんな花の宝石箱の様なデザインです。お子さんの結婚式で両親花束としてもらった花束を残したいというご注文で、作らせていただきました。オレンジのガーベラやオレンジの薔薇、黄色のカーネーション、黄色のアルストロメリアが入っていました。ビタミンカラーで元気が出そうなお花ですね。

ガーベラ作品集

ビタミンカラーによく合うパールホワイトの額を選ばれました。綺麗な花達をフレームいっぱいに敷き詰めて、お花の素材の良さを前面に出しました。これからの新生活が明るく繁栄していくように願いを込めて制作しています。レカンフラワーのいい点は、特殊な防湿袋に入れる額装です。特許をいくつも取得している密封技術によって、色や形が半永久的に残ります。

形はずっと変わりません。色は紫外線の影響によって変わることがありますので、飾る場所に気を付けてくださいね。

レカンフラワーのカタログに掲載された作品

こちらの作品「FlowerParett」は、レカンフラワーのカタログで【B4サイズP‐CAN】の作品紹介で使用されました。
ガーベラカタログ

カタログ用の額の制作を依頼されるということは、額を生かすデザインを考えて、会員のみなさんが作ってみたい!と思う作品を作らなければいけません。
額から受ける印象は「高級感と重厚感があり、品がある」そのイメージに合わせて、紫~濃ピンクの珍しいガーベラをメインに持ってこようと考えました。
高さ4㎝まで対応の額です。4㎝の高さを高いととるか、低いととるか、人それぞれですが、どの深さのフレームを制作するときも、出来るだけ奥行が出るようにデザインしようと心がけています。この作品の場合は、奥行を出すために、ダマスカス模様の背景に使用しました。ダマスカス模様が浮き上がっているように表現するために、花の下に、苔のような曲線の植物素材を貼っています。その上に花々をデザインしました。作品に奥行を出すためには、赤薔薇を背景近くに持ってきています。暗い色を背景に持ってくることで作品にぐっと深みが出てきます。

紫陽花をふわっとなるように配置したり、一つの花だけでも、高低差を付けて、デザインします。

 

ガーベラの花言葉

ガーベラは、春と秋に咲く多年草ですが、キク科なので乾燥にも結構強くて、苗でも育ちます。一輪だけで、明るく華やかになる、童心に戻るようイメージがあります。
何度となく感じていたイメージでしたが、ピンクのガーベラの花言葉は、熱愛・童心に帰る・崇高美です。幼き頃を思い出すという感じでしょうか。

ガーベラのドライフラワー 作品集

ガーベラはドライフラワーはできるのか?

こちらのフラワーフレームは、お誕生日に彼からプレゼントされたフラワーアレンジメントの保存加工をしてほしいというご依頼で作らせていただきました。
乾燥させたガーベラは生花と見間違うほど綺麗だと思います。やはり、色も形もずっと残るというのは魅力的ですね。
花芯部分の花びらもピンと立って綺麗です。デザイン面ははがきサイズなので、小さめのガーベラ2輪と、空いた隙間にバラやカスミソウも入れましたよ。お誕生日にお花がもらえるって幸せなことですね。

ピンクガーベラ花束完成

美しく麗しい生花、香りからも癒されます。お誕生日週間をずっとお花と一緒に過ごせるんですもの。うらやましい~~ そんな大切なお花なので、心を込めて丁寧に制作させていただいています。来年のお誕生日はプロポーズかもしれませんね。このフラワーアートはお客さまの元でずっと咲き続ける事でしょう。大切に飾っていただけると嬉しいです。

ガーベラの本数が意味する 花言葉

結婚式でもらった花束の保存加工を依頼されて制作した作品です。『結婚してください』ロマンティックですね~。花束をプレゼントするだけでなく、隠されたメッセージを知ったらより感動します。本数によって様々な意味があります。

例えば、1本「一目惚れ」「あなたが運命の人」3本「愛してる」4本「一生愛し続ける」5本「あなたを尊敬する」6本「あなたに夢中」9本「いつまでも一緒に」「永遠の愛」11本「あなたは宝物」12本「結婚してください」・・・など

ガーベラレカンフラワー

プロポーズで一般的な薔薇ではなく、彼女の好きなガーベラをあえて選んで、結婚式で改めてプロポーズされたそうです。そんな愛を誓う、ロマンティックな思い出がこもった記念のお花なので、ピンクのガーベラ9本が全部入るように、デザインしました。碁盤の目のようにデザインするのではなく。ガーベラ9本を、デザインも高低差や重なり具合も十分検討しながら制作しましたよ。横から見ると、全部違う高さになっています。

リボンは、ガーベラに合わせて、華やかで可愛い色を選び、サービスしました。

とっても可愛くできました。きっと、新生活で初めて飾るアートだと思います。お二人の行く末をずっと見守り続けるフラワーアートフレームになると思います。末永くお幸せに・・・

ガーベラのレカンフラワーをガラスドームで作品にする

プロポーズにもらった花束を永久保存加工してほしいとご注文を頂きました。

パステルカラーでまとまったとっても可憐な花束ですね。オレンジのガーベラにマトリカリアが結構目立って入っていて、あとはピンクのガーベラ、ピンクの薔薇、黄緑のカーネーションなどいろいろ詰まってはいっています。

花束の雰囲気を出来るだけ残して欲しいというリクエストで、ガラスの円柱容器にデザインするガラスコラムで制作することになりました。
※現在こちらは廃盤になっています
プロポーズ花束

ガーベラ、カーネーション、バラ、すべてレカンフラワーで乾燥することができます。お預かりしてすぐに一輪一輪乾燥させます。1週間ほどで乾燥が出来上がると、それぞれの花に合わせた補強処理を行って、花びらなどが外れないようにしていきます。

その後アレンジしていきます。接着面積が少ないのでレイアウトに苦労します。ガーベラは平らな形状をしていて、カーネーションはがくの部分がでっぱりがあります。そのためどちらも配置が限られます。その花々を円柱内に収めないといけないのでとても苦心するデザインですが、お客様からは、花束が再現されたようだと、とっても喜んで頂けました。ありがとうございます。

ガーベラガラスコラム

360度どこから見てもよく見えるようにデザインしています。お持ち込みいただいたき、お客様とお話しする段階で乾燥後のお花のイメージが大体つくので、どのようなデザインにするか、いくつか提案させていただきます。お客様とその相違を埋めていくように、沢山お話しして打ち合わせをします。お客様の好きなイメージや色、雰囲気や飾る場所などもお伺いします。私のイメージするものに、お客様の要望をプラスしてどこまでご希望のものが作れるように心を込めて制作します。
それでもお花は全部違うし、同じお花でも季節や鮮度によって仕上がりがかわってきたりします。あとは、お花をどれだけ綺麗に見せられるかが勝負になります。お花にとっても第二の人生。ずっと飾ってもらうわけなので、見た方に「いいね」って言ってもらいたいですから、専門知識と経験豊富なデザイナーが制作にあたります。周りで記念日のお花をもらった方がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。

お花には想いが宿ります。プロポーズならお二人の幸せな想いが宿るわけです。そのお花は、他に替えが利きません。しかも鮮度があるので、綺麗に残したかったら、翌日には持ち込むのがベストです。すぐに水揚げをしてその日のうちに乾燥する加工をしていきます。アトリエで乾燥からアレンジまですべて行いますから、ご安心ください。

 

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