家庭と仕事を両立するのは大変ですよね。
仕事も家庭も完璧を目指すのではなく、妥協点を変え、自分の考え方を変える必要があります。時間を上手に使って効率の良くこなす方法をご紹介します。
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準備に7割の力を掛ける
どの仕事に関しても準備に7割以上の力を費やします。 フラワーレッスンやセミナー講師、営業、制作の仕事などがありますが、準備の為の時間、労力、この準備こそが満足度に高い仕事につながります。自分の満足度は、お客様からの感想や笑顔から計ることが出来ます。
レッスン準備について
レッスンは、 教材は間違いのないように準備しておくことは最低限です。しかし欠品が合ったり、宅配便の受け取りや手配など、生徒が多いと時間がとても掛かります。 生徒の好みに合わせて追加購入することも想像して材料を持っておく必要があります。
それでも、欠品がある場合も多々あります。材料がないと講師としてのベストなパフォーマンスを発揮することが出来ないので注意を払います。
セミナー講師の準備
フラワー教室の集客方法や起業向けセミナーなどでのセミナーをすることがあります。
大人数の前で喋るセミナーの場合は、花が素材でなく自分の経験談が素材になり、分かりやすく生徒さんへ伝える必要があります。そのためにパワーポイントでスライドの資料を準備します。スライドの数は2時間セミナーで60枚程になります。
アニメーションや効果音を入れたり、聴衆が飽きずに、誰からも見やすいスライドを心がけてつくります。当日の参加者の反応も想像して制作する為に時間が掛かかります。ここでも準備に8割以上の力を掛けています。
どんなストーリーで話すか、数字の検証などに2~3週間を掛けて、まとまったところで直前の1週間で一気にスライドに落とし込んで行きます。 一度スライドが完成すると、次はそれを見ながら声に出して喋って練習します。 そうすると、まだ改善点が見えてくるので、残り3日でさらに磨いて行きます。
2~3週間と言っていますが、ここでいう時間は他の仕事と平行しているので頭の中で漠然と考えている時間のことです。まとめたら5時間くらいかもしれませんが、まとまった準備時間は取れないので、少し考えては、また別の日に別の景色の中で考えると、いままで思いつかなかったアイデアが湧いてきます。 合わせると1か月程掛かっています。
風邪や体調不良の場合
準備をしていても、当日急に声が枯れていたり、咳や鼻水が出たり、調子が良くない場合があります。 そんな時でも、資料やスライドが出来ていれば、お金を払ってもらうだけの価値は提供できます。 私は、準備7割、2割は当日の参加者・雰囲気で変えます。残り1割は無事に開催出来るか、会場に着くまでを残り1割だと考えています。 結局、セミナー会場に着かなければ準備してきたことも意味がないですからね。
家の中=頭の中
家の中=頭の中です。人間は一度に処理できる数が限られています。一つのことを覚えている時間は20分です。だから、覚えてなくてもいい余計なことを頭の中に貯めておくことは、家中にゴミを放置しているのと同じことです。ゴミが多ければ空気はよどみ、家庭も不和になります。家の中にゴミを貯め込むのはダメです。
整理整頓は基本
会社の中も、自宅の中も常に整理整頓を心がけています。私の会社は、新入社員に驚かれる程、ストックヤードが綺麗です。
書類のみならず、アクセサリーや花を作る時の細かい材料がすごく沢山あるので、それが、使い時にすぐに出てくるように、背表紙にはタイトルを書いて、分類してあります。 使いたい時、欲しい時に見つからなければ、無いものと同じです。探す時間は無駄だし、買いに行く時間も無駄です。
社員に指示をするにも、「この棚の一番上の棚にある、箱に○○○と書いてある。中に入っているから」といえば遠方からの指示も可能です。
花や雑貨を販売していると、普通の人には無駄に思えるものにも価値があります。 それをいかに、分類して、欲しい時に出てくるかが整理整頓のポイントです。 整理整頓して、時間を短縮することが、利益に繋がります。
3歳までに片付ける習慣をつける
会社は、社員という他人と一緒に仕事をする場なので、綺麗にするのは当たり前ですが、私は、自宅も綺麗です。
4歳と6歳の息子がいるので、毎日おもちゃで足の踏み場がなくなるほどになりますが、子供には片付ける事が習慣になるように教育しています。片付いた部屋の風景が目に焼き付いていると、散らかってもまたもとに戻す様になります。
子供のしつけは3歳までです。あるお宅で、子供が3歳~5歳の時、お母さんが病気なり、お子さんに十分な躾が出来なかったそうです。その子達が小学生になってから、ゴミはゴミ箱に捨てましょう!といっても、習慣はそう簡単には変えられず、床にゴミを捨てるから毎日家の中のゴミを拾っています。という話を聞きました。
これは極端な話かもしれませんが、ごみはゴミ箱に。食べたらお皿は流しにもっていく。こぼしたら拭く。脱いだ服は洗濯籠へ。寝る前には片付ける。靴は揃える。など生活するためにするべきことは、子供のうちに習慣づけないと、母の負担がいつまでも減りません。家も会社と同じで、一人一人が役割分担をしていかないと潰れてしまいます。女だから、男だからという性差ではなく、整理整頓は人間として生きていくにはやるべきことなんだと、子供のうちから教えることが重要です。
ストレスのない暮らし
余計なことで時間を取りたくない、余計なことを考えたくないので、家事にかける時間も最低限になるように工夫をします。 少しでも時間があれば、明日の仕事の事を考えたり、本を読んだり、資料を読んだり、SNSを更新したりできるのです。子育てしながら、主婦をしながら、仕事をするということはいかに自分の余裕な時間を作れるかが鍵になると感じます。
クローゼットの整理整頓
意外に時間がかかるのが、洋服選びです。
朝、すぐに頭が回転すればいいのですが、あれこれ考えて堂々巡りしてクローゼットの前に立ち尽くして時間が過ぎていく事が結構あります。 結局、数日前に着た服になってしまったり、平凡な組み合わせに落ち着いて、後で後悔します。 なので、服を買って来た時、その服に対して熱があるうちにコーディネートを考えて、試着写真を携帯の中にアルバムを作っておきます。 年齢とともに、似合う服の色や体系も変わってきているので、自分の体系に似合う服、自分の仕事に似合う服、仕事にモチベーションが上がる服を選ぶことも大事なことです。
しかし似合うかどうかというのは、試着して着てみるしかありません。 今日は作業日だからラフな服でもいいと思っていても、急にお客様対応をすることや急な来客もあるので、ちょっと気の効いた服は私には欠かすことができません。
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